男性の場合は、就職した時点で将来もらえる年金の金額はある程度決まりますが、女性の場合は
結婚して専業主婦になる場合、仕事を続けた場合、職場復帰した場合によって、もらえる年金額が
変わってしまいます。
また、結婚した相手の職業によってもかなり違ってくるので、シミュレーションをして一体いくらの
年金がもらえるのか計算してみましょう。
22歳で就職、28歳で結婚退職して専業主婦になった場合を考えてみましょう。
具体的な年金の加入は、以下のようになります。
・20歳で国民年金に加入(2年間)。
・22歳で厚生年金に加入(6年間)。
・28歳〜60歳まで国民年金に加入(32年間)。
もらえる年金(年額)は、以下のようになります(年収300万円で計算)。
・国民年金 792,100円
・厚生年金 137,000円
合計すると929,100円、月平均77,000円。
夫が自営業の場合、夫は国民年金に加入しているので、国民年金(年額)は、792,100円
もらえる計算になります。
妻の年金(929,100円)と合計すると、1,721,200円なので月平均143,400円の年金をもらえる計算。
ただし、夫婦二人で月に約14万円の生活費では厳しいので、貯蓄をしっかりしておきましょう。
夫が公務員(年収500万円)の場合、夫は共済年金と職域年金に加入しているので、年金(年額)は、
約2,528,000円もらえる計算になります。
妻の年金(929,100円)と合計すると、3,457,100円なので月平均288,000円の年金をもらえる計算。
夫婦二人で月にこれだけの金額があれば、無理なく生活することができます。
夫にするなら公務員が一番安定。
夫が会社員(年収500万円)の場合、夫は厚生年金に加入しているので、年金(年額)は
約2,239,000円もらえる計算になります。
妻の年金(929,100円)と合計すると、3,168,100円なので月平均264,000円の年金をもらえる計算。
また、会社員の配偶者の場合は保険料も免除されます。