年金とは一体どういった制度なのでしょう?
年金の仕組みを知れば、不安や疑問は解決します。
まずは人には恥ずかしくて聞けない基本を知りましょう。
テレビのニュースや新聞などで「該当者不明の記録が5,000万件」という事件がありましたが、
これにはどんな人が関係あるのでしょうか?
平成9年に1人1つの「基礎年金番号」が付けられました。
このとき、名前の読み方を間違ったミスなどが原因で5,000万件の該当者不明の記録が出ました。
そのため、平成9年度以降に支給された青い色の年金手帳を持っている人は、この5,000万件には
含まれていません。
20代の方は心配する必要はまずありません。
第1号被保険者
20歳以上60歳未満の自営業、農業、自由業、フリーター学生とその配偶者は第1号被保険者に
属します。
この場合は、自分で年金手帳を持っています。
第2号被保険者
70歳未満の民間企業の社員、公務員、私立学校職員は、第2号被保険者に属します。
年金手帳は会社で保管していることが多いので、家には置いてありません。
入社時に会社に預けているはず。
第3号被保険者
20歳以上60歳未満の専業主婦などは、第3号被保険者に属します。
この場合は、自分で年金手帳を持っています。
※1号と3号の人で、もし年金手帳を紛失してしまった場合は、最寄りの社会保険事務所で
再発行してもらうことができます。